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【国際郵便】お菓子をカナダへ海外発送できますか?

2016/01/22 | カテゴリ:カナダ

個人的な消費であれば、スナック菓子、キャンディー、チョコレートなどは、カナダへ海外発送ができます。国際郵便のカナダの禁制品情報をみると、カナダの禁制品は「肉、肉製品、肉の缶詰」となっています。カナダの肉製品は、アメリカと同じく「肉エキス」も含むので、肉パウダーがまぶされたポテトチップスなどは海外発送ができません。

カナダの家族や友人に国際郵便を使って「贈答品」として海外発送する場合、価格が60カナダドル以下であれば、免税になります。(ここでいう価格は、商品+送料のことをいいます)

国際郵便の送達条件によれば、EMS(国際スピード郵便)で海外発送する場合、60カナダドルを超えるものは「課税される」と記載がありますが、それ以外の発送方法(例えば、国際小包や国際eパケットなど)についての記載はありません。しかし、国際小包や国際eパケットなども、60カナダドルを超えるものは課税されます。

商品金額が60カナダドルを超える「贈答品」は、超過金額に対して、関税や連邦税や州税が課税されます。例えば、100カナダドルの「贈答品」を受取った場合、60カナダドルが免税対象となり、残りの40カナダドルに対して関税、連邦税、州税の税金を支払います。

「贈答品」以外のカナダの個人輸入について、例えば、カナダ以外の国の通信販売を利用した場合は、価格が20カナダドルを超えると課税されます。

荷物の送り主名が「会社名」であれば「贈り物」ではないので、免税範囲での個人輸入は20カナダドル以内の商品を海外発送することになります。荷物の送り主名を「個人名」などの対応をしてくれる通信販売業者であれば、「贈り物」対応の60カナダドルの免税範囲が適用されるかもしれません。

60カナダドルを適用したい場合は、「税関告知書」には必ず「贈り物(GIFT)」である旨が記載します。また「税関告知書」の品名(品目)の欄には、例えば、キャンディならば、必ず「CANDY (Non-commercial use)」と記載します。

個人の消費用としてお菓子をカナダへ海外発送する場合、1人あたり20㎏までの個人輸入枠があります。

以上のことから、「お菓子をカナダへ海外発送できますか?」の質問に対する、ボクの回答は・・・

「国際郵便を使って、スナック菓子やキャンディやチョコレートなどをカナダへ海外発送することができます。ただし、肉パウダーがまぶされているポテトチップスなどは海外発送できません。免税範囲内で個人輸入したい場合は、商品価格が、20カナダドルまたは60カナダドル以内であれば免税範囲で個人輸入することができます。(家族や友達などが販売業者に依頼などして)業者からお菓子を「贈り物」として海外発送してもらう場合は、個人名で対応してもらえるか確認したほうがいいかもしれませんね」です。

(2016年1月22日 記)

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海外にお住まいの皆さん、おこんにちわ。そうでない皆さんもおこんにちわ。こちらは伊坂商店の店長でございます。最近はポッキーより重いものを持ったことがないのでかなり体力がありません。動きたいのに動けません。好きな食べ物はおでんです。冬は毎日がおでんパーティーなので、だ、だ、だ大興奮です。