以前は、個人消費用であっても、お米を海外発送する場合、地方農政局へ輸出届が必要でしたが、現在は個人消費用であれば届出の必要はありません。

お米を韓国に発送できるか国際郵便に確認しました。「韓国へはお米5キロまでなら海外発送ができますが、お米は植物防疫法で定める「植物」に該当しますので、植物防疫所へ輸出可能か確認してください」と回答がありました。

植物防疫所は、植物の輸出入において、植物に病害虫が侵入していないか検疫する国の機関です。植物防疫所の「諸外国に植物等を輸出する場合の検疫条件一覧」によれば、韓国へ郵便を利用してお米を海外発送する場合、「植物検疫証明書無しで輸出できます」と記載があります。

関税については、個人消費用であれば、商品代金と郵便料金の合計金額が15万ウォンまで免税で輸入できます。

東日本大震災以降、韓国では日本から輸出される食品の商業輸入を規制しており、日本政府が発行する証明書（放射性物質検査証明書や産地証明書）がなければ日本から輸出できません。個人消費用の場合は証明書無しで海外発送できます。

（2015年8月20日　記）

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