【国際郵便】【ドイツ】 チョコレートをドイツへ海外発送できますか?
ときどきですが、「ドイツへチョコレートを送れますか?」という問合せをもらいます。国際郵便の禁制品情報では、「カカオの実」で出来た製品は、ドイツへ送れないことなっているので、「チョコレートはドイツへは送れません」って答えています。チョコレートの原料は「カカオ」ですからね。
ところで、ドイツの禁制品情報の中で、「乳製品」もドイツへ送れないものの1つなのですが、その「乳製品」の補足に、「総重量が2kg以下のタフィー、チョコレート、ビスケット等を除く」と書いてあるんです。
「カカオの実」のところでは、チョコレートは送れないと書いてあるのに、「乳製品」のところでは、2kg以下のチョコレートなら送れるようなことが書いてある。混乱しますよね・・・。
ブラックチョコレートのほとんどは「乳成分」が入っていないから苦いんだけど、「乳成分」を混ぜて「まろやかさ」を出したチョコレートって「乳製品」なんだぁ、と感心しながらも・・・・・
やっぱり、国際郵便の禁制品情報の「乳製品」のチョコレートの記載部分が気になって気になって仕方がありませんでした。
結局、ドイツへはチョコレートが送れないってことには変わりないんだから・・・・・
まぁ、いいや!気にしない、気にしない、って感じにもなっていました。
また、国際郵便のオペレータに問い合せてみたこともあるんですけど、詳しいことはわからないようでした。
そこでいろいろ調べてみました。
そしたら「乳製品」のチョコレートの記載部分の意味がようやくわかりました!
今まで、チョコレートの原料って“カカオ”だけと思っていたんですけど、カカオ豆以外からもチョコレートが出来るらしいんです。実はイナゴ豆を原料としてできる“キャロブ”からもチョコレートができるみたいなんですよ。見た目も味もカカオ由来のチョコレートと変わらないらしいです。
カカオのアレルギー用に作られたチョコレートみたいなんですが、今のところコンビニではこのキャロブ由来のチョコレートはないと思います。
なので、「チョコレートをドイツへ海外発送できますか?」の質問に対して、これからは・・・・
ドイツへは、カカオ由来のチョコレートは送れませんが、それ以外のたとえばキャロブ由来のチョコレートならば送れます。乳成分が入っているものでも、1回の海外発送につき、(チョコレート以外にクッキーなど乳成分の製品も含めて)総重量2㎏までなら送れます。
という返答をしますね。
(2015年11月3日 記)
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この記事を書いた人
海外にお住まいの皆さん、おこんにちわ。そうでない皆さんもおこんにちわ。こちらは伊坂商店の店長でございます。最近はポッキーより重いものを持ったことがないのでかなり体力がありません。動きたいのに動けません。好きな食べ物はおでんです。冬は毎日がおでんパーティーなので、だ、だ、だ大興奮です。