【国際郵便】カップラーメンをシンガポールへ海外発送できますか?
お客さまからの問合せで多いのが、「カップラーメンをシンガポールへ海外発送したい」という内容です。
シンガポールへ海外発送できない品目の1つに、「肉製品」があります。カップラーメンの中に、チャーシューや肉団子などが入っているものは、「肉製品」の品目に該当してしまうので、海外発送できません。では、チャーシューや肉団子などが入っていないカップラーメンは・・・・なんでしょうか?
チャーシューや肉団子が入っていないカップラーメンは、実は「加工食品」に該当します。
同じカップラーメンでも、チャーシューが入っているか入っていないかで「肉製品」「加工食品」とに区別されるなんて・・・・贈る方は大変ですよね。
シンガポールでは、「加工食品」に分類されるカップラーメンであれば、条件付きで海外発送できます。
贈りたいと思うカップラーメンが、「肉製品」か「加工食品」か、どちらなのか確認するには、カップラーメンの原材料を見て、「かやく」の中身に「肉の固形物」がなければ「加工食品」になります。シンガポールでは、原材料にある「肉のエキス」の記載だけでは「肉製品」にはならないようです。
具体的な商品をいうと、出前一丁、カップヌードルシーフード、赤いきつねうどん、緑のたぬきそばなどは、原材料(かやく)に「肉の固形物」が入っていないので、シンガポールへ海外発送できることになります。
「加工食品」に分類されるカップラーメンの条件付きの海外発送ですが、「加工食品」は、総重量が5キロを超えないで、価格が100シンガポールドル以内であれば、輸入許可を必要としませんが、シンガポールでは、食品全般が管理品目に指定されているため、個人消費用の少量の荷物であっても、税関の通過後は、所轄の官庁へ転送され検査されます。検査後、荷物を受取るには、輸入ライセンスを持つ業者を介して、手数料を支払い、荷物を受取ります。
※ CIF価格が400シンガポールドル以内であればGST(物品・サービス税)は免除されます。
(2015年9月30日 記)
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この記事を書いた人
海外にお住まいの皆さん、おこんにちわ。そうでない皆さんもおこんにちわ。こちらは伊坂商店の店長でございます。最近はポッキーより重いものを持ったことがないのでかなり体力がありません。動きたいのに動けません。好きな食べ物はおでんです。冬は毎日がおでんパーティーなので、だ、だ、だ大興奮です。