日本から中国へ国際郵便を使って荷物を海外発送する場合、個人消費用として認められる限度額は1000元です。

1000元を超えると貿易代行業者に通関手続きを依頼しなければなりません。
貿易代行業者への依頼は郵便局の税関窓口で行えます。

国際郵便を使って商品を輸入する場合、中国では小口貨物の輸入免税の規定があって、関税額が50元以下の場合には関税の支払いが免除されます。

しかし、お菓子を含む食品には小口貨物の輸入免税の規定がありませんので、食品の場合は、関税額が50元以下でも関税が免除されません。

食品の関税率は10％ですが、現場の税関職員の裁量によっては、食品であっても1000元以下であれば、課税されないことが多いようです。

ということで、「お菓子やカップラーメンを中国へ海外発送できますか？」のボクの回答ですが、国際郵便の禁制品情報にも、乾燥チャーシューなど、肉製品が入っているカップラーメンの規制も特にありませんので、お菓子もカップラーメンも、そしてカレーのレトルトも海外発送はできます。食品の関税率は10％ですが、1000元までなら税関職員の判断で課税されないことも多いようです。が、ボクの回答です。

（2016年2月15日　記）

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