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【コンビニ店長ブログ】 初体験の巻

2015/11/29 | カテゴリ:ひとりごと

最近、なぜか、ペヤングにお湯を入れてると、急におしっこが出たくなるんだ。

このままお湯を入れ続けてたら、床に漏らすんじゃないかってくらい、おしっこが出たくなるんだ。

お湯入れの途中だったから、パートのおばちゃんにペヤングのお湯入れを代わってもらって、

先っぽツマミながら、大急ぎでトイレに駆け込んだ。

トイレから戻って来ると、おばちゃんがペヤングのお湯切りをしてくれていて、

しかも、ソースまで混ぜてくれていたんだ。

そのペヤングを食べてみた。

今までペヤングが美味しいなんて思ったことがなかったけど、

生まれてはじめて、ペヤングが美味しいと思った。

人様から作ってもらったペヤングって、こんなに美味しいんだってこと、

初めて経験したんだ。

ちまたでペヤングが、人気があるってこと、なんとなくわかったような気がする。


それからしばらくして、またペヤングが食べたくなったんだ。

ペヤングのお湯を入れ始めたら、やっぱり、漏れそうなくらい、おしっこが出たくなってきた。

もう10年近く働いてる、見た目は中学生くらいで、

友蔵とかは「のびた」と呼んでるおっちゃんに、

途中までのお湯入れの続きをお願いした。

トイレから戻ってくると、のびたが「あと、2分です」とか、言ってきた。

ペヤングの湯切りまで、あと2分ということなんだろう。

(主語とかなかったんで、ボクはそう理解した)

それから1分くらい経っただろうか、流しの前に立ってるのも、なんだかイヤだったもんだから、

ペヤングの湯切りをしようと思って、ペヤングを持ち上げてみると、お湯がナミナミ入っていて、

これ、危ねぇなぁ、

とか、思いながら、恐る恐る、ペヤングの湯切りし始めると、のびたが、

「あと、30秒です」みたいなこと、言ってきた。

お湯がナミナミすぎて、危険すぎて、

たぶん、日本人の中で、こんな真剣にペヤングの湯切りした奴なんていないだろう、ってくらい

真剣に湯切りしていたもんだから、のびたがなんか言ってるぞ、ってくらいの感じで、うしろを振り返えってみた。

湯切りのお湯がボクのお腹にかかってしまった。

熱っ、ちっ、ちっ、ちっ、ち・・・・・・

ペヤングの湯切りで、制服の上からだったけど、かなりヤケドした。

「ゆ、ゆ、湯切りのとき、は、は、話しかけんじゃぁねぇぇよぉぉ」って感じで、のびたを怒ったら、

まさかのびたもボクが湯切りのお湯がお腹にかかって、ヤケドしたなんて思いもしなかっただろうから、

「なに?こいつ、おこってんだ? いみ、わからんし」みたいな、トボケた顔しやがって、

ヤケドして腹は痛いわ、そのトボケた顔みて腹は立つわ、で、散々な目にあった。

たぶん、日本人の中で、ペヤングのお湯切りでヤケドした奴なんていないだろう。

半世紀近く生きてきて、初めての経験をした。

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この記事を書いた人

店長
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海外にお住まいの皆さん、おこんにちわ。そうでない皆さんもおこんにちわ。こちらは伊坂商店の店長でございます。最近はポッキーより重いものを持ったことがないのでかなり体力がありません。動きたいのに動けません。好きな食べ物はおでんです。冬は毎日がおでんパーティーなので、だ、だ、だ大興奮です。